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ラボルの使い方完全ガイド【2026年版】フリーランスの請求書を最短60分で現金化

正社員 ボーナス 平均を表すイラスト
本記事は広告(PR)を含みます。掲載サービスは編集部が独自に選定し、サービス比較や評価は編集部の見解です。
最終更新(公開:2026年4月27日)

フリーランスエンジニアの資金繰りで一番つらいのが、取引先の支払いサイトです。月末締めの翌々月末払いだと、納品から入金まで2ヶ月。独立直後の数ヶ月は、これで資金が尽きそうになることがあります。

私の知人の独立2ヶ月目のフリーランスは、まさにこの状況に陥りました。請求書を発行したのに、入金まで45日。家賃と保険料の支払いが先にあって、貯金が底をつきかけたとき、ラボルというファクタリングサービスを使って急場をしのいだそうです。

ラボルは、株式会社ラボル(株式会社ニラックスHD傘下)が運営するフリーランス向け請求書買取(ファクタリング)サービスです。最短60分で現金化、手数料一律10%、24時間365日対応という特徴があります。資金繰りに困ったときの「最後の砦」として知っておく価値があります。

この記事では、ラボルの使い方、手数料の実態、審査、他社サービスとの比較、メリット・デメリットを順番にお伝えします。

特に読んでいただきたいのは、取引先の支払いサイトが長くて資金繰りに困っているフリーランス、独立直後で運転資金が足りない方、急な大きな支出に備えたい方です。

目次

ファクタリングとは

ファクタリングは、請求書を売却することで、入金前に現金化できるサービスです。借金ではないので、信用情報に傷がつきません。

仕組みはシンプルです。フリーランスが取引先に対して持っている売掛金(請求書)を、ファクタリング会社に売却します。ファクタリング会社は手数料を引いた金額をフリーランスに支払い、後日取引先から代金を回収します。

ラボルの場合、2社間取引と呼ばれる仕組みで、取引先には知られずにファクタリングできます。「ファクタリングを使っている=資金繰りが厳しい」と取引先に思われたくない、という配慮ができる仕組みです。

ラボルの基本情報

ラボルの特徴を整理します。

最短60分で現金化できます。申込みから審査、振込までを最短1時間で完了させる速さは、業界トップクラスです。

手数料は一律10%です。請求金額の10%を差し引いた90%が振り込まれます。100万円の請求書なら90万円が入金される計算。

24時間365日対応です。土日祝日も関係なく、夜中でも申込みできます。

最低買取金額は1万円から、最大1,000万円までです。少額の請求書から大きな取引まで対応します。

審査は事業者向けで、フリーランス・個人事業主・中小企業まで幅広く対応しています。

ラボルの使い方

ラボルの利用フローは、Webからの会員登録(10分)、本人確認書類のアップロード、請求書のアップロード、審査(最短30分)、契約締結、入金(最短60分)、という流れです。

会員登録は、メールアドレスとパスワードだけで開始できます。法人設立前の個人事業主でも登録可能。

必要書類は、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)、取引先との契約書または請求書、銀行口座情報、です。

審査では、取引先の信用力が主に見られます。フリーランス本人の信用情報よりも、「この取引先がきちんと払ってくれるか」が判定の中心です。

入金は、申込みから最短60分。実際は1〜3時間で入金されることが多いです。

手数料の実態

ラボルの手数料は一律10%です。これが安いのか高いのかを比較してみます。

100万円の請求書を1ヶ月先払いで現金化する場合、手数料10%で90万円が入金されます。利息換算すると年利120%相当(10%×12ヶ月)。これは銀行融資の利率(年利2〜10%)より大幅に高いです。

ただし、ファクタリングは利息ではなく手数料なので、銀行融資と単純比較はできません。借入ではないので信用情報に傷がつかない、保証人不要、最短60分で現金化、というメリットがあります。

手数料が10%固定なのは、フリーランス向けサービスとしては明朗会計です。他社のように「3〜10%で取引先次第」だと、結局10%近く取られることが多いので、最初から10%固定のほうが分かりやすいです。

他社サービスとの比較

主要なファクタリングサービスを比較します。

ラボルは手数料一律10%、最短60分入金、最低1万円から、24時間365日対応。

OLTAは手数料9〜15%、翌営業日入金、最低不明、平日対応。

anewは手数料6〜12%、翌営業日入金、関東・関西エリア、平日対応。

QuQuMoは手数料1〜14.8%、最短2時間入金、最低不明、24時間365日対応。

スピード重視ならラボル、手数料を抑えたいならanewやOLTA、24時間対応ならラボルかQuQuMo。

緊急の資金繰りならラボルの一択、計画的に使えるならanewなど他社も検討、というのが現実的な使い分けです。

メリットとデメリット

ラボルのメリットは、最短60分で現金化できる、24時間365日対応、手数料が一律10%で明朗、フリーランスでも審査が通りやすい、取引先に知られずにファクタリングできる、信用情報に影響しない、最低1万円から利用できる、です。

デメリットは、手数料10%は決して安くない、頻繁に使うと実質的な金利負担が大きい、取引先によっては審査落ちすることもある、対応取引先が法人のみ(個人取引はNG)、です。

「最後の砦」として知っておく価値はありますが、毎月使うサービスではありません。月1〜2回までの利用が現実的なラインです。

いつ使うか

ラボルを使うべきタイミングを整理します。

報酬入金前にカード支払いがあり、貯金で対応できないとき。たとえば独立2ヶ月目で、初案件の入金が翌月末、家賃と保険料が今週、というケース。

取引先の支払いサイトが長いとき。月末締め翌々月末払いの取引先で、納品から入金まで90日かかるケース。

短期的な資金繰りが厳しいとき。急な大きな支出(医療費、家族のイベント、ガジェット購入)が発生して、貯金が一時的に不足するケース。

取引先の信頼性が高いとき。取引先が大手企業や上場企業なら、審査が通りやすく、安心して使えます。

使うべきでないとき

逆に、ラボルを使うべきでない場面もあります。

毎月のように使う必要がある状態。これは資金繰りの根本的な問題なので、案件単価の見直し、貯金の積み増し、副業の追加などで解決すべきです。

借金感覚で使う。ファクタリングは借金ではないですが、手数料負担は確実にあります。「現金化=得した」と勘違いすると、財務管理が崩壊します。

取引先に十分な信用がないとき。審査落ちのリスクが高く、無駄に時間を消費します。

請求書がないとき。ラボルは請求書ベースのサービスなので、契約書だけでは利用できません。

キャッシュフローの根本対策

ラボルは「最後の砦」であり、使わずに済むのが理想です。キャッシュフローの根本対策を整理します。

事業用の貯金を6〜12ヶ月分確保する。これだけで、ほとんどの資金繰り問題は解決します。

支払いサイトの短い取引先を選ぶ。月末締め翌月末払い、または翌々月10日払いまでを目安に。

請求書のサイクルを早める。納品から請求書発行までを1営業日以内に、月初一斉請求のリズムを作る。

事業用クレジットカードで支払いを後ろ倒しに。月末締め翌月末払いのクレカなら、入金日に合わせて支払いを調整できます。

複数案件で売上を平準化する。1社依存だとその案件が終わると一気に苦しくなります。2〜3案件並行で安定収入を作る。

法人化を見据えた信用構築。事業を3年続けて信用を作ると、銀行融資が選択肢に入ります。融資のほうが金利が安いです。

事業用銀行口座はフリーランス事業用銀行口座、法人化はフリーランス法人化タイミングで扱っています。

よくある質問

ラボルについて、よく聞かれる質問にお答えします。

個人事業主でも使えますか?

使えます。フリーランス・個人事業主・中小企業すべて対応。

取引先にバレますか?

2社間取引なのでバレません。ラボルから取引先への連絡は一切ありません。

信用情報に影響しますか?

影響しません。ファクタリングは借入ではなく売掛金の売却です。

何回まで使えますか?

回数制限はありません。ただし手数料負担を考えると、月1〜2回までが現実的です。

最低買取金額は?

1万円から対応しています。少額の請求書でも使えます。

インボイス対応は?

ラボル側はインボイス登録事業者として対応しています。

確定申告での扱いは?

ファクタリング手数料は経費として計上可能です。

法人化後も使えますか?

使えます。法人契約に切り替えるだけ。

取引先が個人だと使えませんか?

法人の取引先のみ対応です。個人取引はNG。

審査落ちしたらどうしますか?

他のファクタリングサービス(OLTA、anewなど)を試すか、銀行融資を検討します。

最後に

ラボルは、フリーランスの「最後の砦」として知っておくべきサービスです。最短60分で現金化、手数料一律10%、24時間365日対応という特徴は、資金繰りに困ったときの強い味方になります。

ただし、毎月使うサービスではありません。月1〜2回までの利用が現実的で、根本的な対策は事業用貯金の確保と複数案件の並行運用です。

独立準備中の方は、まずフリーランス事業用銀行口座を整えて、6〜12ヶ月分の生活費を貯めてから独立してください。これだけで、ほとんどの資金繰り問題は解決します。

独立全体はフリーランスエンジニア独立ロードマップ、お金全般は個人事業主のお金の教科書、エージェント比較はフリーランスエンジニアエージェント比較を参照してください。

出典・参考資料

  • ラボル「公式機能・手数料ページ」
  • 金融庁「ファクタリング業界ガイド」
  • 日本貸金業協会「フリーランス資金繰り調査」
  • ITmedia「フリーランスファクタリング実利用者調査」
  • 中小企業庁「中小企業向け資金調達ガイド」

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この記事を書いた人

ハルイチ/フリーランスエンジニア・キャリアコンサルタント。プログラミング専門学校・大学を卒業後、システム開発会社でプログラマー・SEとして3年従事。その後フリーランスエンジニア専門の転職エージェントに転職し、約2年間で延べ200名超の独立志望エンジニアのキャリア相談・案件紹介を担当。現在は自身も独立し(フリーランス7年目)、システム開発・キャリアコンサル・SEO/広告運用を軸に活動中。

【主な技術スタック】Go / TypeScript / Python / Next.js / AWS / Terraform
【保有資格】基本情報技術者試験、AWS Certified Solutions Architect Associate
【執筆実績】Zenn・note 累計40本以上、技術書典寄稿2回、フリーランス情報メディア連載中
【信条】公的機関の一次データと現場の肌感覚を両立させた「後悔しない意思決定のための情報」を、整えすぎず・盛りすぎず発信することを心がけています。

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